出会い系サイトに関する様々な事を管理人が適当につぶやいております…管理人の適当なつぶやきなので適当に暇つぶしと思って読んでいただければ幸いです…
出会い系サイト会社が返金の意向
インターネットの出会い系サイトで多額の料金を支払わされたとして、弘前市内の30代主婦が、同サイトを運営する東京都の会社と当時の社長に料金など約812万円の支払いを求めた損害賠償請求訴訟の第1回口頭弁論が16日、青森地裁弘前支部であり、被告側の同社は、返金する考えを示した。
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訴状によると、女性は2012年6月ごろ、同サイトで「話し相手になってくれれば3千万円を援助する」という男性のメッセージを見た。男性の連絡先を得ようとしたが、同社から何度も「ポイント」の購入を求められ、同月10日から7月20日まで、計739万円を支払った。
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出廷した同社の現社長は本紙取材に「男性は会社とは関係性はない。サクラではない」とし、「誰がどのように(ポイント購入を促す)メールを出したかは調査中」と話した。
ニュース記事元:東奥日報 様
出会い系サイト会社が返金の意向:2013年1月17日(木)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2013/20130117084638.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
ここで注目したいのは…
「話し相手になってくれれば3千万円を援助する」
「男性の連絡先を得ようとしたが、同社から何度も「ポイント」の購入を求められ」
という2点。この手のケースは、国民生活センターが注意を促している「サクラサイト詐欺商法」の手口に非常に酷似しています。また、当サイトへの被害相談でも…似たようなケースは多数報告されています。
また、このような運営方法を、サクラを雇って組織的にやっていたため昨年逮捕され、起訴されている「アグライアジャパン」等の出会い系サイト運営も存在しています。
今回のニュースは、民事訴訟なので、逮捕などそういうニュースではありませんが…
運営が早い段階で「返金する考えを示した」というのは…何故でしょうか?
また、「出廷した同社の現社長は本紙取材に「男性は会社とは関係性はない。サクラではない」とし、「誰がどのように(ポイント購入を促す)メールを出したかは調査中」と話した」との事ですが…
これが仮にサクラだった場合…
ここ最近ニュースになっている、「サクラを使った詐欺行為」となりかねませんよね?
ここで仮に、運営側が争う姿勢を見せ、原告側が警察機関へ「被害届」を提出!などとなれば…
ここ最近ニュースになった、アグライアジャパンやガレージインクのような事件に発展する可能性も…考えられなくもないですね。
そのようにならない為にも、原告に返金して、とにかく早めに終わらせたいという意図があるのかな〜?なんて思ってしまいます。
どうなんでしょうか?
今回の裁判のニュースでは、サイト名などが一切わからないので、どのサイトなのか特定も出来ませんが、もしサイト名などが公開されたら…全国でもしも多数の被害届が出ているようなサイトだったとしたら…
今後…刑事事件に発展するかもしれませんが…民事不介入なので、それはないですかね…?
ですが、ここ最近の「サクラ=詐欺」「サクラ=組織的詐欺」という逮捕状況から考えても、出会い系サイト運営側も、「被害届」が多数出され、警察が動く前に、「返金」に応じるケースも増えてくるのではないかと…
今まで、出会い系サイトのサクラによって生じた利用料金の返金は、サクラの証明をしなければいけないなどの難しい問題がありましたが、ここ最近は「サクラを雇って行われる組織犯罪」として、「サクラ役のオペレーターと運営会社の雇用関係や組織的な課金への流れ」をつかめれば踏み込んでいけるので、以前よりも警察が動きやすくなっているように思います。
そもそも、出会い系サイトなのに、「話し相手になってくれれば3千万円を援助する」などと言うおかしなメールが届く時点で…かなり怪しいサイトだとは思いますが…
こういうのは利用者側ももう少し…騙されないように知識を深めるべきでしょう。もちろん騙しているほうが悪いのですが…
今現在…同じように出会い系サイトで多額の利用料を支払ったという人が居れば…消費者センターなどの機関や弁護士などに相談してみるのもいいかもしれませんね。
返金までの流れは「出会い系サイトからの返金の手順」を参考にしてみて下さい。
2013年1月17日